ここことん。
とり




2017.02.24.(Fri)

*こうさぎ

ここ数日、またフォントを作っていました。

性懲りもなくというのか、飽きないよねえというのか。

こねこ文字製作中から構想(というほどのこっちゃないですが)があったもので、こねこ文字を配布まで漕ぎ着けることができたので、お次はと。。

名前はこうさぎフォントにしようかなーと考えています。

なんとなく字面がうさぎっぽい感じが、したもので(個人的に)。


このフォントはですね、とあるカフェのメニューや黒板に書かれていた手書き文字をモチーフとしています。

可愛らしい魅力的な文字だったので、いいなぁとずっと思っていたんです。

とはいえ、そのまんまフォント化というわけではなく、当然ながらアレンジは加えています。

自分で言うのも難ですが、こねこ文字よりはかなり汎用性が高い文字であると思います(^_^;


フォント製作上のお話。

こうさぎフォントはプロポーショナルフォントで、文字ごとに個別の幅を設定したいと思っております。

アルファベットやひらがな・カタカナのみならず、漢字もプロポーショナルで作りたいと。

しかし、いつも製作に使っているTTEditでは、漢字の文字幅は変更ができないのですね。

これには困ってしまいました。

こうさぎフォントの文字の性質上、漢字だけ等幅では、かなと漢字混じりの文を表示した際に格好がつかないんです。

どうしても漢字にも個別の文字幅を設定したいと思い、他のフォント製作ソフトを調べてみました。

まずはFontographer 5。

このソフトは、以前は欧文フォントしか作れませんでしたが、数年前から日本語のフォントも作れるように(Unicodeに対応)なっていました。

ただ日本語版は販売終了で、今購入するなら英語版のみのようでした。

とりあえず試用版を使ってみましたが、漢字の文字幅を変更することは可能のようでした(ようでした、というのは、試用版ではフォントファイルに書き出す機能に制限があり、フォントファイルとして確認することができなかったため)。


それからもうひとつ、Glyphsというソフト。

こちらも、Unicode対応で日本語フォントも作れるし、さらに日本語マニュアルもあり、ソフトも日本語表示が可能。

こちらの試用版を使ってみたところ、漢字の文字幅を変えることができ、きちんとフォントファイル出力もできました。

GlyphsはFontographerより安価だし、買うならこちらがいいのかなと迷っています。

問題としては、Macでは(私が試した範囲では)変更した文字幅が反映されていたのですが、

漢字の文字幅を変更したフォントをWindows7のワードパッドで使ってみたところ、文字幅がきちんと反映されていなかったのですよね。。

Windowsでも、メモ帳やその他のソフトではちゃんと反映されていたので、アプリケーションのフォント解釈?によるようなんですが……。

このあたりの不安定さがあるから、TTEditでは漢字の文字幅はいじれないことになっているのでしょうか。

またもうひとつ問題があり、Glyphsで出力したフォントは、縦書き表示ができなくなっていました(表示がぐちゃぐちゃ)。

Glyphsでも縦書き用の設定をできるのかもしれないのですが、素人のため今のところまったくわからず……。


あっちが出ればこっちが引っ込むという具合で、悩ましい……。

どうするのが最適か、難しい問題ですね。。。



追記:縦書き表示が崩れる点、TrueTypeだと大丈夫で、OpenTypeのみ崩れました。
調べてみたところ、OTEdit上で『Y極大点』を設定する必要がある?ようでした。
後日確認してみます。。
漢字エディットキットのOSX版があればなぁと思ったり……高いけど。。



2017.02.14.(Tue)

*あいたくて

2月も中盤。

先日が亡き父の誕生日だったので、生きていたらいくつになるのかなぁと数えてみたら、67歳(多分)でした。

すっかりおじいちゃんですねぇ。

父は52歳くらいで亡くなったため、私は父が定年してゆっくりする姿というのを見ていません(40代後半に事故に遭い、半身不随になり要介護だったため、定年せずとも自宅療養していましたが、、)。

数年前、幼なじみ宅へ遊びに行った時、友人のお父上が(定年されて)ご在宅だったのですが、

そうだよなぁ、うちのお父さんも元気で生きていれば、もう定年退職しているんだ……

としみじみ感じてしまったことがありました。

うちの父は煙草は吸わねど お酒大好きで飲まない日はなかった人なので、どう見ても長生きできそうになかったわけですが、、せめてもう少し長生きして欲しかったですね……ホント。



2月初め、宮城に住んでいる友人に会いに行きました。

この友人に会うのは、実に8年ぶりでした。

でも全然変わっていなくて、話せば楽しくて、嬉しかったです。

ちょうど今の娘の歳の時からの友人で、私が引っ越してもずっと手紙をくれて、引越し先が数駅しか離れていなかったため時々会って遊んで、今まで交友があるのです。

とはいえ小学生にとって数駅先はかなりの距離でしたから、、手紙をやりとりし続けてくれた友人に感謝。。

よくもまあ小学生の時からの縁をずっと繋いでこられたなぁと、ちょっと奇跡的に感じてしまいます。

前述の幼なじみにしても。

今回改めて思ったのですが、会いたい人には、会える時に会っておかないと、ですね。。
娘が塾の新五年生になり、てんてこまい、です。



2017.02.02.(Thu)

*もじがないの。ごめんね。

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twitterで、ことり文字の対応していない文字を入力したときに「もじがないの。ごめんね。」というメッセージが表示されるというお話がありました。

作者である私も、すっかり忘れていました(^_^;

どうやって入れたんだったかな?? (このメッセージを)消した覚えもないけど、今配布しているフォントにはそんなメッセージを入れていた記憶はないな……

でも、「もじがないの。ごめんね。」には、見覚えがあるし……と。

どうだったかなぁと確認してみたところ、これは旧ことり文字のCID版にのみ入っているメッセージでした。

つまり、私が入れたものではなく、CID版への変換作業をしてくださった、ワム・サポーティング(今はワム・サポーティングではなく、REN FONT)の金井智勢さんが入れてくださったものだったのでした!

智勢さん、その節はありがとうございました。

実際のところ、今も対応していない文字部分にはそのメッセージを入れたいところなんですが(笑)、対応していない文字部分すべてにコピー&ペーストする労力を考えると、、、

TTEditで、もっとうまい方法があるんでしょうかね??
これから数ヶ月、踏ん張りどこですねえ。。


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