ぼくのおひめさま



(くまくんの セリフです)
ハッシャバイ

いつか きみが ぼくを
「いらない」って言うときまで…

ううん きみは やさしいから
そんなことは 言わないよね。

だけど きっと これから…
きみは ぼくのほかに
ともだちを たくさん 見つけるだろう。

ぼくは だんだん ふるくなる。
そして きみを 思うようには
楽しませてあげられなくなる。
きみは いつか ぼくのことを
忘れてしまうかもしれないね。

それは それで いいんだ。

それまでは ずっと
ぼくが きみの ナイトだからね。



きみが 寝ているあいだ すてきなユメが見られるように
わるいユメを 追い払うのが ぼくの役目だ。

きみが 泣きながら 眠ったら
その なみだを 拭いてあげるのが ぼくの役目だ。

きみが だんだん おおきくなって
すてきになって
なみだを 自分で ぬぐえるようになったら

そのときには ぼくは
もう きみのそばには いないかもしれない。
(うんがよかったら ほかの誰かの手に
抱かれているかもしれないけれどね)



そのときが きても…
ぼくは かなしくないよ。

だって ぼくは わかってる。
やさしいきみが いつかかならず
ぼくのことを 思い出してくれること。

…きみったら 泣き虫だから
ぼくのこと 思い出したら
泣いちゃうかもしれないね。

きみが ぼくを思い出したとき…
ぼくは きみのそばに
もういちど 帰るんだ。



ぼくは きみのことが だいすきだよ。
むかしも いまも いつになっても。

だから 今夜も
ぐっすりおやすみ。


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